<出演者紹介❷> 上の助空五郎トリオ

飛騨高山が生んだヴォードビリアンであり、『劇・野麦クロニクル』での野麦峠の地蔵さまであり、また野麦イササの音頭取であり、飛騨の民謡に感ける会の会長である、上の助空五郎さん。コロナで自粛期間中に、ポルトガル語が飛騨弁に聴こえ、飛騨弁でボサノヴァを唄うのはまぎれもなく彼の発明である。東京から全国各地へ渡り歩きながら、月に一回は飛騨に戻り、民謡の練習会を開催する愛と情熱は少しずつ少しずつ広がっていっている。

彼の伯父 堀尾雄二氏は1978年に『ひだびとの唄 : 飛騨民謡考』という一冊の本を出している。それは仕事(英語教員)の合間に飛騨中を足で歩き、各地の民謡を記録していったもの。それに野麦イササも記録されており、わずかばかりの音源も残っていた。私たちが野麦イササを掘り起こしていく種は、空五郎さんの伯父さんが植えてくれていた。こうした世代を超えた情熱的な活動があることが日本の奥深さであると思う。

上の助空五郎さんは、時代を捉え、それを自分の表現で魅せていく。歌、MC、ウクレレ、パントマイム、タップダンス、朗読、風刺、、、あらゆる表現方法を軽やかに使いこなし、ヴォードヴィルショーを作り上げていく。そして今回は、彼を支える強力なメンバーが参加する。照喜名俊典(Euphonium, Tuba)、南勇介(contrabass)、ただただ贅沢である。

<ちょいなちょいな>

https://www.youtube.com/watch?v=7e75dqqfdm0

飛騨の民謡を愛し、この先の無限大の可能性を作ってくれた上の助空五郎さんにビッグリスペクト。もちろん、最後の盆踊りにも登場です!

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上の助空五郎(うわのすけ そらごろう)

ヴォードヴィリアン、シンガーソングライター。

令和5年度花形演芸会大賞銀賞受賞。

歌、ウクレレ、ギター、パントマイム、タップダンス。

"全力で力まない" 脱力パフォーマンスで、オリジナル曲、ジャズ、ボサノヴァ、飛騨民謡を弾き語る。

2014年にカナダ・モントリオール「Voix de Ville」優勝。 翌年「カナダモントリール フリンジフェスティバル」最優秀振り付け賞ノミネート。

こどもちゃれんじのDVDやNHK Eテレ「ムジカ・ピッコリーノ」へも出演。ボーイズバラエティー協会所属、浅草東洋館に定期出演中。

ヴォードヴィルの語源はフランス語でvoix de ville/町の声。世界一洒落た風刺芸、それが ヴォードヴィル。

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