NEWS

野麦学舎祭2024にお集まりの皆様、

来れなくとも心を寄せてくださった皆様、

そして温かく見守ってくださった野麦集落の皆様、

本当にありがとうございました。

最高の仲間たちと素晴らしい祭になりましたこと、

心より御礼申し上げます!

たくさんのグッとくる写真がいっぱい残されました。

またいっぱい公開していきますのでお楽しみに。

雨がたくさん降っております、何事もないことを願います。


PHOTO by Ryo Omori (バナナボート・スタヂオ)


#野麦学舎 #野麦劇場 #廃校から劇場へ #飛騨民謡  #高根町 #廃校活用 #飛騨やんさ  #野麦イササ #野麦学舎祭 #野麦峠 #飛騨高山

今年は11時開場、12時ライブスタートです。

最初は、この野麦分校が閉校になる時に分校のステージで歌ったというピースランド 中神隆夫さん率いるFLYING ASYLから開幕です。

盆踊りは19時からです。

そこで大きなプログラムは終了ですが、

20時から映画『トワイライツ』上映があります。

少年王者舘を旗揚げし、名古屋を拠点として全国的に活躍し、

今年7月7日に天に召された天野天街さんを偲び、

1994年に天野天街さんが監督された映画です。

PLUTATAの時に踊られる石丸だいこさんが出演されていることから

上映させていただける運びになりました。

30分のショートフィルムですので、お時間許す方はぜひご覧になってください。

会場マップです。

校庭と1階はステージのほか、飲食出店がメインで

2階教室ではワークショップや昔の野麦の映像上映などを随時開催しております。



-----体験教室-----

「藁でてるてる坊主を作ろう」 by 藁藁

時間:30分料金:500円対象年齢:5歳~

藁細工の基本である縄綯い(なわない)で縄を作り、てるてる坊主を作りましょう。しめ飾りでもよく使われる「さがり」「たれ」という飾りを一緒に作り、そこに顔を描けばてるてる坊主のできあがり!

小さい子もできる藁細工なので一緒に楽しみましょう。

◎藁藁プロフィール

藁というのはお米の副産物でもありますが、物がない時代は藁で色々なものを作って代用したり、しめ飾りとして次の年の豊作や人々の健康などの祈りの道具としても使われてきました。

藁藁は飛騨の里で長年おじいちゃんたちで行われていた藁細工を継承するために、集まった3人で藁細工の魅力を体験やモノを通して伝えていければと思っています。



「お面・うちわ・扇子・吹き絵ステンドグラス つくり」 東静岡アートラボ


東静岡にあるこども達のアート教室。「やってみたい!」を形にし、自由な発想でアートができる場所。3年連続、今年も出張教室を開催してくれます!

お隣 朝日町の奥、秋神で50年民謡を続けてこられた秋神民謡保存会さんが野麦学舎祭に来てくださいます!実は今年、メンバーの高齢化と後継者不足により保存会は50年という節目をもって解散という形になりました。50年という年月、そこには敬意と感謝の他ありません。

山は違えど、同じイササ踊りがあるということでずっと気になっていた秋神イササ、今年の野麦学舎祭で踊られることが決まりました!野麦イササと少しだけ踊りは違うけども、ほとんど同じ。野麦イササと秋神イササの迎合、これは大変貴重な機会です。カメラは撮りたいけども、でも、そんなことよりもみんなで踊りましょう。記録はこちらで頑張ります!

盆踊りは19時より!


#野麦学舎 #野麦学舎祭 #飛騨高山 #廃校から劇場へ #廃校活用 #野麦劇場 #高根町 #飛騨民謡  #野麦イササ #朝日町 #秋神イササ #秋神民謡保存会

人形遣いと道化師が野麦学舎祭にやってくる!

岐阜県の果ての果ての廃校を劇場へ、わざわざ峠道をうねうねと走らせ野麦まで足を運んだ先で繰り広げられる非日常は、どんなに面白いだろう。『劇・野麦クロニクル』に出演のアラン・パットンさんが人形遣いの長井望美さんを高山に連れてきてくれたことがあった。たくさんの子どもたち、大人たちが自由に大きく動く人形を食い入るように見て、笑う。みんな初めてみるものだった。

現在、長井さんと道化師サクノキさんの二人で日本各地を夏休みツアーで巡っている。最初は8月上旬に高山でとお声をかけてもらったけども、やっぱり8月は野麦学舎祭だとお願いして野麦に来てもらえることになった。奇遇にも翌日(8/12)は三重県の廃校「ういこっちゃね。」でパフォーマンスするそう。「ういこっちゃね。」の方も野麦に来てくれるとか、来ないとか?

道化師サクノキさんは初めましてだけど、上の助空五郎氏(国立演芸場 花形演芸大賞受賞)いわく、「彼は、すごい」とのこと。どんな非日常がやってくるのか、非常に楽しみ。


Cor はラテン語で”心臓”、

Glassは英語で”ガラス”、

Foolsは”おばかさんたち”…!

人形遣い長井望美と道化師サクノキのパフォーマンスユニット。東京を拠点に国内外で活動。道化師とモンスターが繰り広げるファンタスティックでシュールで愛おしいドタバタ世界はこどもから大人まで悪戯心を持ったすべての世代の観客に親しまれている。

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長井望美(ながいのぞみ) 

人形遣い、人形美術家、人形劇作演出家。

人形劇団ネンネンネムネム!ねむり鳥主宰。

こども部屋の人形遊びから出発し、金沢美術工芸大学で工芸を学び、人形をつくりつかい始める。舞台美術家堀尾幸男氏助手、人形遣い黒谷都氏師事を経て2017年独立。音楽家や他分野アーティストとの共同創作、海外フェスティバルでの上演活動を展開。「人間の生命を映す友人、人形」と旅を続ける。2019年ロシアUnima Youth In Progress。2022年長井望美×目黒陽介企画「つくり、つかう」展など。

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サクノキ(さくのき)

道化師。1987年生まれ。NPO法人 沢入国際サーカス学校卒業。東京都公認「ヘブンアーティスト」。

カンボジアのサーカスフェスティバル出演の際観劇したクラウンに惹かれ、自らもクラウンになる事を決意。2014年フランスのフェスティバルに公式招待、ナンテール「parade(s)」クラマ「les petits pois 」出演。大道芸フェスティバルや商業施設、舞台公演等、国内外問わず活動中。日常と人を愛するクラウン。

初めて見たのは、おそらく約20年前の東京のどこか、ソロで歌われていた中ムラサトコさんのそのパフォーマンスに衝撃を受けた。唄声が身体の奥にしっかりと届く響きがあることに加え、手先、指先、表情、すべてを使いたった一人で多様なステージを作っていたこと。すごい人を知れたと思い、ライブ後にCDを買った。「素暦(MOTOGOYOMI)」という4月から始まり、春夏秋冬を駆け抜けてまた春に向かう3月で終わるアルバムだった。強烈な印象つけられた中ムラサトコさんだったが、彼女が飛騨高山出身と知ることも、親しくなれたのもそれからだいぶだいぶ後のこと。

サトコさんのライブを観ていると旅をしているかのような気持ちになる。ジプシー音楽のような激しくも切なさもあり、美しい自然の情景が浮かんでくるようでもあり、人間の感情の起伏だったり、いろいろな気持ちにさせてくれる。たくさんの表現方法を持っており、それを一人でやってしまう彼女は、飛騨高山が生んだボイスパフォーマーであり、ドキュメンタリー映像作家であり、先に紹介した上の助空五郎氏のお姉様である。『劇・野麦クロニクル』でのさるぼぼ役として出演して頂き、中ムラサトコ作詞作曲の「さるぼぼの唄」を熱唱し、観るもの全員の心をロックしたのは忘れられない。先の野麦峠まつりでは、野麦峠で「糸引工女の唄」を丁寧に丁寧に歌われ、その声は乗鞍に木霊していた。

現在、岐阜県東白川村と愛媛県松山市の二拠点暮らしをしているサトコさん、今回は松山市出身のダンサー泰山咲美さんと一緒に野麦学舎のステージへ。ちなみにサトコさんの導きで様々な瀬戸内の風が野麦に届く。芝居で出演してくれる 2Bさん、そして、尾道のチョコレート工場「USHIO CHOCOLATL」も野麦にやってくる。天真爛漫、自然のままに生きる中ムラサトコさんの活動は、彼女のレーベル名「天然packing」、まさにそのままである。

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中ムラサトコ

ボイスパフォーマー、映像作家 

1972年3月30日生まれ 岐阜県高山市出身

変幻自在なボイスパフォーマンスと、哀愁漂う足踏みヲルガン弾き語り、はたまたエネルギー炸裂の太鼓叩き語りの歌い手として活躍。

自身の4人の子育てを通じて得た経験から、乳幼児の為の芝居や、特別支援学級に通う子ども達と作るワークショップなど、子ども達との関わりの中での表現を大切にしている。

ノルウェー公演をはじめ、フランスのサラヴァレーベルのコンピレーションアルバムなどに参加。画家ミロコマチコの絵本「けもののにおいがしてきたぞ」の音楽制作、様々なダンスや芝居とのコラボレーション等、多岐にわたる分野で活躍。

乳幼児の為のお芝居「ぐるぐる」を20年間上演(2014年厚生省児童福祉文化財作品)。

アートワークショップ「オトのサンポ」講師。

近年はドキュメンタリー映画制作に取り組み、『ふたたびまたたび』『Jaaja』『アマカラな子ドもたち』等、音楽活動を通じて知り合った表現者達や子ども達を題材とした作品を作り続けている。

2023年4月〜7月、西脇市岡之山美術館にて、映像作品の展覧会「ご近所ラビリンス」が開催された。

「誠実で、でたらめで、楽しげ」が人生のテーマ。

泰山咲美

ダンサー/振付家
愛媛県出身、在住。

2016年度NPO法人Dance Box「国内ダンス留学@神戸」5期修了。これまでに黒沢美香、黒田育世、山﨑公太、キム・ジェドクなどの作品に参加。
中ムラサトコ「水平線の見えるところ」MV出演。
演劇では、劇団どくんご「誓いはスカーレット」(2018.)ツアーメンバー。
劇団カムカムミニキーナ「サナギ」(2021.)出演。

2022年に一児の母となり心機一転、振付家として作品創作を本格的に開始。作品に「Signal Circuit」(2023.)などがある。
また、地元砥部町の民話を元に子どもたちと演劇を作る活動も。全国の民話に興味を惹かれている。

#野麦学舎 #野麦学舎祭 #廃校から劇場へ #廃校活用 #飛騨高山 #中ムラサトコ #糸引工女 #野麦峠まつり #泰山咲美 #野麦峠

飛騨高山が生んだヴォードビリアンであり、『劇・野麦クロニクル』での野麦峠の地蔵さまであり、また野麦イササの音頭取であり、飛騨の民謡に感ける会の会長である、上の助空五郎さん。コロナで自粛期間中に、ポルトガル語が飛騨弁に聴こえ、飛騨弁でボサノヴァを唄うのはまぎれもなく彼の発明である。東京から全国各地へ渡り歩きながら、月に一回は飛騨に戻り、民謡の練習会を開催する愛と情熱は少しずつ少しずつ広がっていっている。

彼の伯父 堀尾雄二氏は1978年に『ひだびとの唄 : 飛騨民謡考』という一冊の本を出している。それは仕事(英語教員)の合間に飛騨中を足で歩き、各地の民謡を記録していったもの。それに野麦イササも記録されており、わずかばかりの音源も残っていた。私たちが野麦イササを掘り起こしていく種は、空五郎さんの伯父さんが植えてくれていた。こうした世代を超えた情熱的な活動があることが日本の奥深さであると思う。

上の助空五郎さんは、時代を捉え、それを自分の表現で魅せていく。歌、MC、ウクレレ、パントマイム、タップダンス、朗読、風刺、、、あらゆる表現方法を軽やかに使いこなし、ヴォードヴィルショーを作り上げていく。そして今回は、彼を支える強力なメンバーが参加する。照喜名俊典(Euphonium, Tuba)、南勇介(contrabass)、ただただ贅沢である。

<ちょいなちょいな>

https://www.youtube.com/watch?v=7e75dqqfdm0

飛騨の民謡を愛し、この先の無限大の可能性を作ってくれた上の助空五郎さんにビッグリスペクト。もちろん、最後の盆踊りにも登場です!

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上の助空五郎(うわのすけ そらごろう)

ヴォードヴィリアン、シンガーソングライター。

令和5年度花形演芸会大賞銀賞受賞。

歌、ウクレレ、ギター、パントマイム、タップダンス。

"全力で力まない" 脱力パフォーマンスで、オリジナル曲、ジャズ、ボサノヴァ、飛騨民謡を弾き語る。

2014年にカナダ・モントリオール「Voix de Ville」優勝。 翌年「カナダモントリール フリンジフェスティバル」最優秀振り付け賞ノミネート。

こどもちゃれんじのDVDやNHK Eテレ「ムジカ・ピッコリーノ」へも出演。ボーイズバラエティー協会所属、浅草東洋館に定期出演中。

ヴォードヴィルの語源はフランス語でvoix de ville/町の声。世界一洒落た風刺芸、それが ヴォードヴィル。

#野麦学舎 #野麦学舎祭 #廃校から劇場へ #野麦劇場 #廃校活用 #上の助空五郎 #飛騨高山 #民謡練習会  #飛騨民謡  #野麦イササ #飛騨やんさ #ヴォードヴィル #

彼らを最初に見たのはいつの時だろうか?

愛知のどこかのフェス、その時はPLUTATAの母体のJaajaだったと思うが、ガットギターとチェロで奏でられるそのパフォーマンスに、完全に目と耳と心を奪われたのを覚えている。どこか民族的、それも東欧だったり遠い異国だけどもなぜか懐かしいメロディに、遠い記憶のなにかを感じさせる歌。あきらかにオリジナリティがあり、そしてとても、良い。誤解を恐れずに言えば、「ブルーハーツ」の風と「たま」の妙、それに異国の匂いを掛け合わせたみたいな。

都会の名古屋から、"日本一美しい村" 東白川村に移住したJaajaとは、少しずつ縁ができていって音楽だけではないアートワークの素晴らしさも知る。ド田舎で犬や羊や山羊たちと暮らし、畑仕事や薪割りをしながらも、ドラムにキーボード、笛など加わったPLUTATAの音楽から見える世界はもう途方もない。

大型傀儡師(あやつり人形遣い)集団 GIANT STEPS。

その人形は廃材などを利用した心を込めた手作りで、奇妙奇天烈摩訶不思議な造形、観るものの度肝を抜き、「ナンジャコレ!!」と人の心をざわめかす。巨大なガイコツ人形だけではなく、小さな傀儡人形も場面に応じて登場。形の面白さ、仕組みのアイデア、動きの匠さ、全てが職人芸であり、心優しい上質なアート。

そして、ダンサー 石丸だいこの精霊が憑依したかの踊りが加わり、見るものは五感を全て使い、その時間を体験することになる。つまりは、そこは劇場なのだ。

夏の野麦、学舎を背景にした彼らの舞台は、必見です。本当にお見逃しなく!

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PLUTATA(プルタタ)

世界十数カ国を演奏旅行、母国日本では絵画、オブジェの展覧会を行う「Jaaja」を主軸とし、SSWの鈴村まどか(ハープ ピアノ グロッケンetc.)、アールブリュットの佐々木智仁 (ティンパニドラム)を迎えたバンド。パンク、童謡、民族音楽、演劇音楽を吸収し、子どもの頃から変わらない胸の奥底に向けて大音量で呼びかける。

GIANT STEPS

音楽フェスや人形劇フェスティバル、そしてお祭りなどに出没する近頃巷で話題の老若男女を擁する大型傀儡師(あやつり人形遣い)集団。その人形は廃材などを利用して製作なども全てメンバーが行い動くジャンクアートとも称される。日常の中に非日常を生み出し、観る人の心をざわめかすことを旗じるしに東海道を拠点に全国津々浦々で活動中。近頃では子供達によるLittle Steps。操り人形のmicro Stepsと表現や活動の輪を広げている。

石丸だいこ

名古屋アングラ界の伝説的存在。精霊を憑依させたかのような踊りからにじみ出る“悲喜こもごも”に、畏敬の念を抱かずにいられない。 84年から10年ほど少年王者館で活動。以降、振付けとダンサーと役者とその間のようなことを行う。最近は ミュージシャンや絵描きなど様々なアーティストとのライブやイベントで 即興で踊ることが活動の中心になっている

野麦学舎祭は、集落の方々、集落へお盆に帰ってくる方々がまず楽しんでもらえる、安心してもらえる祭りを目指しています。イササ踊りなど盆踊りをメインにしているのはその想いです。しかし、野麦集落だけだと人が少ないし、やっぱり多くの方に野麦の魅力を知って欲しいし、何よりこの場所を守っていくためには集落外の人たちにも関わって頂き、新しい流れを作っていくことが大切だと思っています。

 

祭りには野麦の活動に賛同してもらえるアーティストが全国各地から野麦を目指してきてくれます。また各地で活躍する職人さんたちも「行くよ!」と一言くれて駆けつけてくれます。そういった人たちへ少しでもお金を渡していくことに加えて、野麦学舎やその周辺の整備もまだまだたくさん。朽ちてしまっている手付かずの部屋も残っています。クラファンで頂いたお金をベースにしつつも、そこはできる限り手をつけず、手弁当で持ち出しながらいろいろな動きを進めています。

野麦学舎祭は、参加して頂ける方々に「祭協力金」をお願いしております。そこには祭の運営だけではなく、野麦学舎の活動基金の意味合いもあります。今回ペア割というのを設けたのですが、2人で来てくださればお安くなります。それは峠道である野麦には限られた駐車スペースしかなく、出来る限り乗合できて欲しいという意味合いを込めています。お1人様の方もぜひお友達、家族など誰かと一緒にきてもらえたらありがたいです。3人だと、、、?すみません、もう1人誘ってください苦笑

 

それと、地域割。外からの方にもたくさん来て欲しいですが、やはり近隣の方たちが来やすくなること。“祭り”は、人と人、地域をつなぐものだと思っておりますので、野麦学舎祭を通じて、地域の人たちと交流ができ、これからのこの地域のことをちょっとずつ良くしていける話ができたらいいなと思い、地域割を設けています。先日、野麦峠を越えた長野県松本市奈川町に行ってきました。とにかく近い!奈川の方たちに挨拶に行けば、ものすごくウェルカムで温かい気持ちで接してもらえました。元々、野麦と奈川は峠を挟んだ集落だから自然と深い交流があり、親戚のようなもの。あ、これは奈川の方達にももまずは気楽に来てもらい、繋がりを深めていきたいと思いました。もちろん、高根町と同じ校区である朝日町の方たちもまったく同じです。

※受付で住所のわかる身分証をお見せください。

 

駆けつけてもらえるアーティストや職人たちは、皆それぞれの世界観があり、素晴らしい表現者たちです。みんな野麦の活動を応援してくれ、全力で向かってきてくれます。野麦学舎が進んでいっている道をぜひとも多くの人たちと共有しながら、一緒に先へと進んでいけたらと願っております。高校生以下は無料!

 

圧倒的に涼しい、野麦の夏。8月11日 山の日は、うだる街から天然クーラーの山へ。

#野麦学舎 #廃校から劇場へ #廃校活用 #野麦イササ #飛騨やんさ #高根町 #野麦峠 #野麦学舎祭 #飛騨民謡 #朝日町  #飛騨高山 #奈川町

今年も学舎祭、開催します!
暑すぎる夏は、標高1300mの涼しい野麦へ!
協賛して下さる企業様や、ボランティアスタッフ募集!

只今、野麦までの交通手段の確保が悩みです。80,90歳のおじい、おばあを野麦に来てもらえる環境を作り、一緒に盆踊りがしたい。

シャトルバスを出してあげるという企業様やマイクロバスを運転するよというドライバー様、もしおられましたらご一報ください。

* 一番下に最寄の宿泊施設を載せています。ハイシーズンで受け入れ可能な部屋数も少ないので宿泊を希望される方はお早めにご予約をお願いします

野麦学舎祭2024

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2024年8月11日(山の日)

11:00-20:00

高山市高根町野麦372

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盆踊り

綱引き

流しそうめん

屋 台 出 店

こども縁日

体 験 教 室

演 芸

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【音楽出演】

PLUTATA + GIANT STEPS + 石丸だいこ

中ムラサトコ featuring 泰山咲美

上の助空五郎トリオ(南勇介・照喜名俊典)

ヴィレッジ音楽塾

FLYING ASYL

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【芝 居】

まんだだ

2B (ex.劇団どぐんご)

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【人 形 劇】

Cor Glass Fools!

(人形遣い:長井望美 / 道化師:サクノキ)

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【盆踊り】

野麦イササ

ちょいなちょいな

飛騨やんさ

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【教室】

藁藁 (藁細工)

東静岡アートラボ(お面・うちわ・扇子・吹き絵ステンドグラス)

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【出店】

本 部(だんご・生ビール・酒・ワインなど・Tシャツ・法被・手拭い)

野麦の焼き処 (岩魚・飛騨牛串)

ふくみみ (広島お好み焼)

わっこ (スパイスカレー)

cafe HIFUMI(パッタイ・クレープ)

喫茶モンロー (惣菜)

サノライス (甘酒・ごはん)

U-tanpan (パン)

Mountainside (BAR)

craft Kombucha 日常(発酵ドリンク)

ピースランド(コーヒー・本)

間農園(漬物)

USHIO CHOCOLATL(チョコレート) from 広島県尾道市


山の耳 (衣服)

仙太郎下駄 (下駄)

flamant (雑貨)

高橋ユタカ (シルエットポートレート)

まきしまあさこ (似顔絵/オリジナルイラスト雑貨)

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【 祭協力金 】 

一 口 3,000円

ペア割 5,000円 (夫婦など、2名様で)

地域割 1,500円

高校以下 無料!

* 地域割=高根町・朝日町・奈川町(松本市)住民の方

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★問い合わせ先 

nomugi88@gmail.com

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後援 / 高山市・高山市教育委員会・(一社) 高山市文化協会

補助:高山市文化芸術活動支援事業補助金

主催 / 野麦学舎保存会

飛騨たかね野麦オートビレッジ

最も近いのは、キャンプ場「飛騨たかね野麦オートビレッジ」です。野麦学舎から車で10分、標高1400mの高地にあり、乗鞍と御嶽を展望でき、夜は満天の星空です。野麦集落の方が綺麗に管理されていて、野麦を知るには最高の場所です。

リピーターの多いキャンプ場、ハイシーズンですのでお早めにご予約をお願いします。

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★ 5,060円〜/1泊

塩沢温泉 七峰館

周囲を大自然に囲まれた七峰館は飛騨で市内で唯一の炭酸水素塩泉の泉質をもち美肌の湯として有名です。

野麦学舎から車で20分、高根町の中心部にあります。

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★ <素泊まり>1名9,000円 お子様4.500円。入湯税別途

*7/11現在 2名様〜/ 1部屋 で残り3部屋です。

星降る宿 塩沢山荘

山菜、郷土料理、飛騨牛、ジビエ、山肉、飛騨高山、高根町の自然に囲まれた星降る1軒宿

野麦学舎から車で25分、美濃柴犬が可愛くお出迎えしてくれます。

HP

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★素泊まり 5,500円/1名 (2-5名部屋)

 朝食付き 6,300円/1名 (2-5名部屋)

 夕食付き 7,700円/1名 (2-5名部屋)

 2食付き 8,800円/1名 (2-5名部屋)

*7/11現在、残り2部屋です。

午前中は環境整備、午後からはお隣、朝日町秋神へ。
野麦イササと秋神イササ、同じイササ踊りがあるということでずっと気になっていました。

⬆︎ ひだびとの唄 飛騨民謡考 堀尾雄二著より

昭和48年に発足された秋神民謡保存会、50年もの間、地域のイベントはもとより、小学校や保育園に出向いての指導から、全国各地の民謡イベントに参加されてきました。熱心な活動によって「秋神イササ」は高山市の無形文化財に指定されるなど長くに渡って続けられていましたが、ご高齢と後継者不足により、今年活動を停止されたとのこと。そんなタイミングで、上の助空五郎さんと共に念願かない、秋神民謡保存会の方にお会いすることができました。

小林あつ子さん(左) 森脇清子さん(右)


野麦イササは年配の女性が踊っておられたようですが、秋神イササは男性も踊り、その様はダイナミックで実に美しかったと話されていました。秋神の胡桃島に唄や踊りの名手がいて、胡桃島には敵わなかった、などとてもローカルで、でもその生活の奥深さを感じられる言葉が至る所に感じられる時間。最後に踊りを見せてもらい、教えてもらえば、やはりイササ踊り、違いこそあれ、かなり似たものでした。野麦でも踊られていた「どっこいしょ(ちょいなちょいな)」も同じでした。

こうした今まさに無くなってしまいそうな文化、そこを知ること、覚えることで広がっていく世界があります。何よりも人と人が繋がっていく事、地域を超えて草の根的に繋がれていく事が面白く、そこには無限の可能性があります。今、秋神に習う人がいないのであれば、僕たちが習うこと、記録していくことでまた次の可能性が生まれてくる。これだけアーカイブが容易になった時代にこうした文化をアーカイブさせておかないことは現代人の怠慢である、と思えるほど、美しく儚く、そして感動的な時間でした。

秋神民謡保存会の森脇さん、小林さん、繋げてくださった飛騨あさひ観光協会さん、本当にありがとうございました。ぜひ今後に繋げていきたいです。

さぁ、だからこその野麦学舎祭2024は8月11日(日・山の日)です!
皆様、どうぞよろしくお願いいたします!

https://nomugi.themedia.jp/pages/6360622/page_202208181743

野麦学舎周辺の環境整備を進めて行ってます。
集落の方から大きくなりすぎた木を倒して欲しいという依頼から、伐倒。
そこから敷地を整備して駐車場を拡張して行ってます。
倒してみて分かったのは、木の根腐れが始まっていたということ。
このまま放っておいたら、いつか良からぬ方向に自然倒木して、電線を薙ぎ倒し、向かいにあった家を真っ二つにしていた可能性もありました。

改めて周辺の環境を見渡してみると、木が多すぎる。
昔の話を聴けば、景色が全然違っていてはるか向こうまで見渡せて、山遊びや川遊びで毎日楽しかったと話されます。
山に入れる環境、川に入れる環境、そういった本来ある自然環境を作っていくことが次なる目標だと思いました。


歴史と趣がある野麦学舎と野麦に残る文化、そして豊かで学べる自然環境を守っていくことで、野麦の未来は明るい!
岐阜県屈指の辺境の地ですが、だからこそやれることはいっぱいあります。
環境整備に関わってくれる人、大募集!

そして、8月11日(日・山の日)は野麦学舎祭2024です!
どうぞよろしくお願いいたします!

https://nomugi.themedia.jp/pages/6360622/page_202208181743

あらすじ


飛騨高山の奥座敷、乗鞍岳の麓、野麦峠へ向かう峠道、標高1,318mのところに「野麦学舎」があります。大正10年にこの地に建ち、昭和29年に改築されましたが、昭和56年に廃校となりました。それ以後も大切に守られ、今も尚、日本の原風景を残しております。私たちは純木造建築であり、温かさと優しさに包まれる「野麦学舎」を守りつづけていくと共に、これまでの文化を学びながら、新しい文化を創造していきながら、次世代へ繋げていくことを試みています。「野麦学舎」を舞台にした夏祭りは、美味しいご飯と飲み物と共に音楽ライブや小芝居、色々な体験教室に子ども縁日や綱引き、最後は人の子も、ご先祖様も、動物も、モノノケも、みんな集まって、盆踊り。ここは現在進行形の懐かしくも新しい物語の道中。さぁ、野麦でお会いしましょう。

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2024年8月11日 (山の日)


会場:野麦学舎
お祭参加協力金:後日発表
ボランティアスタッフ大募集!

◉盆踊り
◉屋台出店
◉こども縁日

◉大綱引き
◉体験教室
◉寸   劇 まんだだ / 2B
◉人 形 劇  Cor Glass Fools!
◉音楽ライブ

Jaaja (PLUTATA) & GIANT STEPS & 石丸だいこ

中ムラサトコ /上の助空五郎 / ヴィレッジ音楽塾/ & more