かわりばんこの唄 文月の稽古
先日、郡上市白鳥町 長滝白山神社で行われた白鳥拝殿踊り発祥祭に参加させて頂きました。
神社の拝殿に吊るされたまわり灯篭の下で唄と手拍子、下駄を鳴らして延々と踊りつづける「白鳥の拝殿踊り」、いわば盆踊りの元祖とも言える踊りです。
白鳥の拝殿踊り、脈々とつづく踊りの系譜が肌で感じられる貴重な時間でした。決まった人が唄うのではなく、参加者が変わるがわる唄を飛び交わす日本のフリースタイル民謡、まさにかわりばんこの唄、本当に素晴らしいのです。野麦も神社の拝殿で踊っていたので、やっていることは同じ。やはり、白鳥や郡上といった踊りの聖地の踊り愛を感じることは地域の民謡を勉強していく上で大切なことだと改めて思いました。見習うべき場所はここなのです。
野麦劇場杮落し公演『劇・野麦クロニクル』では、劇中で何度も重要な要素として登場した野麦イササ。野麦イササは野麦学舎再生のシンボル、この踊りが踊られることで過去と未来がつながり、今の瞬間がドキュメンタリーとして存在していきます。『劇・野麦クロニクル』はフィクションとノンフィクションの狭間で表現されていました。そのことが野麦学舎の雰囲気と相まって、多くの方が感じた不思議なトリップ感を生み出したんじゃないだろうかと思っております。
8月13日の夏祭り「野麦学舎祭」も開催決定です。
いよいよ夏本番、踊り本番に向けて、みんなで稽古していきましょう。
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「かわりばんこの唄」
飛騨の民謡に感ける会
第7回 文月の稽古
2023年7月15日(土)
時間: 14時〜16時
参加者: どなたでも
場所と資料代: 500円
場所:高山市勤労青少年ホーム 談話室 * 喫茶モンローではありませんのでご注意!
問い合わせ
uwanosukesoragoro@gmail.com
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【唄、踊り 曲目】
飛騨やんさ
野麦イササ
ちょいなちょいな
秋神イササ
ヨイトソレ など
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