野麦峠まつり2023

5月28日 4年ぶりに開催された野麦峠祭に参加させて頂きました。

工女や検番の衣装を着て、かつて峠を歩いていった方達を偲びながら、峠を歩きました。当時の方達からすれば、春の気持ちのいい季節にほんのわずかな歩数、決して比べれるものではありませんが、貴重な初体験となりました。

行列の後、野麦学舎のブースを設けさせて頂き、これまでの活動と今度6/24-25の『劇・野麦クロニクル』のPRをさせて頂きました。思った以上に多くの方達が興味を示して頂き、びっくり。高根の方々だけでなく、お隣の奈川地区の方々にもたくさんお声がけしてもらい本当に嬉しい限り。元々、野麦と奈川は親戚だった、と。双方から嫁にいき、峠を挟んで生き抜いてきた地域だったとか。峠を境に岐阜県と長野県になるのだけど、確かにそりゃ高山に行くよりもずっとずっと近い。今回、野麦峠祭に参加できて、奈川の方々と近くなれたのがとてもありがたいことでした。

野麦学舎の活動を説明していく上で、学舎の保存と共に文化の復興を大切にしていることをできる限りお伝えしていきました。私たちの場合は、野麦イササを練習していくことでどんどん輪が広がっていき、それが喜びとなって新しい可能性が広がっていくことを実感しています。民衆レベルでの楽しい文化交流、それが出来そうなのがこの野麦という土地が持つ力だなぁと今日改めて思いました。

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